174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/20(水) 21:21:49.52 ID:DN3xBETCo
―Side:ほむら―
自宅に帰ったほむらは今後のことについて考えていた。
(今日はこの時間軸で初めて能力を使った…名護啓介が気づいていないことを望むのだけれど…)
(いや、気づいているものとして動いたほうがいいわね。時間遡行の件もあるし)
実際、名護は僅かな時間でほむらの能力を見破った。
冷静な時は名護は驚異的な判断能力を持っている。
冷静なときはだが、ほむらはそんなことは知らない。
(そして、明日、病院であの魔女が出てくる。いつもの巴マミなら、後輩ができることに浮かれて
死ぬのだけれど、この世界では違う…だけど念には念を入れ、私があの魔女を倒す)
別の世界のマミが魔女に油断し、死ぬ可能性はかなり高い。
もちろん、その原因が彼女のメンタルの弱さであるのだが、この世界は違う。
魔法少女の仲間が2人。仮面ライダーが3人。
巴マミがたった一人ではないということが彼女の精神を強くしていた。
(その為には、名護啓介を通じて、巴マミを説得してもらうことが必要ね…
名護啓介は私の能力について知っている。その事を考えれば私の言うことを信じるはず…)
今のところ、ほむらの魔法を知っているのは名護だけだ。
なら、名護に伝えられれば大体のことは信じてもらえる。
そして、名護はマミや杏子の師匠であるため、マミが名護の言うことを聞く可能性が高いとほむらは踏んだ。
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