180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/20(水) 21:25:16.73 ID:DN3xBETCo
さやかはそれを静かに聴き、目を瞑る。
頭の中に浮かんでくるのは、幼い頃に見た上条恭介のコンサート。
思えばあの時からそうだったのかもしれない。
恭介を男として認識したのは。
すると、涙が流れるのを押し殺すかのような声が聞こえた。
さやかが目を開けると、窓の外を見ながら、恭介は泣いていた。
殆ど動かない左腕を必死に動かそうとする恭介。
しかし、それは指が微かに動くだけであった。
そんな好きな人の姿を見て、自分も気が滅入るさやか。
そして美樹さやかは数日後、魔法少女と魔女、そして白い悪魔と出会うことになる。
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