208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/27(水) 21:22:45.58 ID:pQmVYrdNo
―キャッスルドラン内部―
次狼…ガルルは一枚のタロットカードを見つめていた。
「これで未来が変わるな…ただ、どう変わるかはわからんがな」
独り言を言う次狼。
すると、
「何、何、何、何やってるの?」
ラモン…バッシャーが次狼に近づいてきた。
「なーんだ、またそれかー」
興味を無くしたように次狼から離れるラモン。
「人間の未来を変えるなんて勝手にやっていいの?」
ラモンは次狼のやっていることに疑問を感じる。
「音也との、約束には、入ってない」
今度は力…ドッガが入ってきた。
「ああ。だが、最悪の結末を辿るよりはいいだろう」
今回は音也との約束とは別に、独断で動いた次狼。
音也の息子である『渡』ではなく、1人の人間を救うための行動。
「ま、次狼が決めたなら僕は文句は言わないよ」
「俺も」
この中では一番の権限を持っている次狼にはあまり何も言わない2人。
「そうか」
次狼は軽く一言で返す。
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