264:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/07(日) 21:19:29.37 ID:+DRFJvSDo
―昼頃 病院―
太牙「よし、それぐらいにして昼食にしよう」
恭介「ハァ…ハァ…はい…」
―食堂―
太牙「かなり頑張ってるな。この調子だと、今日中に杖をついて歩けそうだ」
恭介「はい。僕の元気な姿を見せたい人がいるんです」
太牙「へえ。それは君の両親かい?」
恭介「たしかに自分の両親には早く見せてあげたいですけどそれよりも…」
太牙「見せたい人がいるってことか」
恭介「はい」
太牙「君にとってそれはどんな人だい?」
恭介「えっと…ん?考えてみるとよく分かりません…」
太牙「フッ。それは君にとって…いや此処から先は自分で答えを出すべきだ」
恭介「え?どういう事ですか」
太牙「自分の胸に手を当てて考えればいいさ」
恭介「…」
太牙「よし、午後のリハビリを始めるぞ。杖で歩けるようにな」
恭介「…はい」
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