276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/10(水) 21:38:16.08 ID:BwVaF+Hko
「魔法少女の持つソウルジェムと、取ったばかりのグリーフシードの魔力をグラフにしたものだ」
「かなりそっくりですね。てゆうか、ほとんど違いがないですけど…」
さやかがグラフの特徴に気づいた。
「まさか、ほんとに…?」
マミはまだこの真実を受け入れられないようだ。
「こんなものまで出来ていたとはね…もう言い逃れようがないよ」
完全に事実を認めたインキュベーター。
「てめえ!あたし達をゾンビにした挙句、最後は魔女になるってどういう事だ!」
杏子がインキュベーターを掴み上げる。
「これも宇宙のためなんだ」
「意味がわからねえよ!」
「君達はエントロピーという言葉を知ってるかい?」
そしてインキュベーターが語りだした。
「一本の木を燃やしたとする。しかし、その熱エネルギーは木一本が育ったエネルギーには値しない
そして、使えば使うほどなくなっていく」
「どういう事だよ…わけが分からねえぞ」
「まあ、話を聞きなよ。宇宙も同じさ。エネルギーを使えば使うほどなくなっていく」
そして、僕達はある物を利用したエネルギーを得る方法を開発したんだ」
「お前達が開発した物。それは感情を利用したエネルギーの搾取法」
ほむらがインキュベーターが言う前に答えを出す。
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