350:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/21(日) 21:46:20.65 ID:4ELXsci5o
「ふぅ…」
イクサの変身を解き、ほっと一息をつく。
「初めてにしてはよくやった」
名護がマミの頭を撫でる。
「わ、ありがとうございます」
頭を撫でられながらマミが礼を言う。
杏子はそれをほっぺたを膨らませながら見ていた。
「これ、どうするんだ?」
グリーフシードを拾い上げ、杏子が聞く。
「まあ、君が持ってていいんじゃないか」
今回のマミは魔力を消耗していない。
ならグリーフシードを杏子が持つのは当然のことだ。
「イクサってすごい力ですね。制御するのに苦労しますよ」
「俺がイクサを扱えるのも基礎が出来ているからだ。君も頑張りなさい」
「はい!」
嬉しそうに返事をするマミ。
「じゃあ次はあたしの番だな」
「ええ。はい、これ」
そう言ってマミの手にあるイクサナックルを今度は杏子が持つ。
「マミには負けねえぞ」
そう意気込む。
「頑張ってね。佐倉さん」
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