387:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/28(日) 21:35:12.94 ID:dITNUR5zo
「ねえ、もう少し近寄ってもいいかな?」
恭介に聞いてみた。
「うん、僕もちょうど言おうとしてたところだよ」
好きな人と考えていたことが同じ。
その事にもとても嬉しくなる。
「温かい…」
「僕もだよ」
だが、次の瞬間、周りの景色が変わっていく。
今まで何度か見た、魔女の結界だ。
「恭介!走れる?」
近くに杖があるところから考えて無理だと思うが尋ねてみる。
「む、無理だよ!というよりここはどこなんだい?」
説明してもわからないだろう。
実際自分もそうだった。
「説明してる場合じゃないかも。とりあえず私の背中に乗って!」
「う、うん」
とにかく、使い魔共から逃げることが優先だ。
せっかく恋人になれたのだ。こんな所では死ねない。
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