452:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/07(水) 21:23:53.47 ID:amAIrSCWo
今回の激痛は11年のブランクだけではない。
五代自身の体に異変が起こり始めているのだ。
今回の戦闘も、金の力を使うつもりはなかった。
しかし、五代の意思とは関係なくフォームチェンジをした瞬間にライジングフォームを使っていた。
とてもわかりやすい異変だった。
「俺の体は俺が一番分かっています」
「なら…」
変身をやめろと言うつもりだった。
「でも、やめませんよ」
「五代さん。貴方は!」
睦月が思わず声を張り上げる。
「言いましたよね。俺は皆の笑顔を守るために戦うと」
「だが君は…」
「俺しか居ないならやるしか無い。だって俺クウガだし」
12年前沢渡桜子に言ったことと同じ事を言う。
あの時から五代の考えは変わっていない。
「クウガである以前に君は君だ。もっと自分のことも気にしろ」
「まあ、考えておきます」
飽く迄考えておく。
そういう奴は大抵、考えていない。
「あと、このことはほむらちゃん達には言わないでください」
「ああ、彼女達に話してしまうと間違いなく遠慮してしまう」
「んじゃ、俺はこれで」
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