463:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/07(水) 21:29:31.90 ID:amAIrSCWo
「で、全部で27個のグリーフシードが集まったわけだが、こいつをどう分ける」
名護が尋ねた。
「これだけ多ければ全員9個ずつでいいと思うわ」
昨晩インキュベーターに言われたことも気になるが、これだけあれば問題ないと判断する。
「戦闘中はソウルジェムの濁り方に気をつけて。隙を見てこまめに回復するのよ」
魔力の出し惜しみをしている場合ではないが、使い方には注意しなければならない。
戦闘中に魔女になっては元も子もない。
「あたしだって、まだ死ぬ気じゃねえよ」
「私もよ。最後まで戦い抜く。そして、生きる」
杏子もマミも、インキュベーターの思い通りになるきなどない。
「よかったわ。私も同じ気持ちよ」
もちろんほむらもだ。
インキュベーターが何を言おうと知った事ではない。
この場にいる全員で協力してワルプルギスの夜を潰す。
その為に、これまで頑張ってきたのだ。
「じゃあ、今日は明日に備えてゆっくり休みなさい」
名護が言った。
「明日この世界の運命が決まる。奴に勝つわよ」
全員が頷いた。
644Res/514.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。