475:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/09/11(日) 21:17:36.34 ID:WyyLuScqo
「それで、話って何だ?」
一条が五代に聞く。
「絶対に止めないでください」
最初に言っておいた。
「俺…もう一度、究極の闇になります」
そして、本心を話した。
桜子の動きが止まり、コーヒーを机においた。
「どういう事?もう戦わなくてもいいんでしょ?」
桜子としては、五代にこれ以上戦ってもらいたくなどなかった。
「そうだ、君がそこまでする理由が何処にある」
一条とて同じだ。
二人は五代がどんな思いでグロンギと戦ってきたかを知っている。
だからこそ、もう一度『究極の闇』になると言っている五代を止めたかった。
「グロンギとの戦いの時に俺言いましたよね。これ以上、誰かの涙を見たくないって」
それが五代を突き動かし、グロンギと戦ってきた理由だった。
「出会っちゃたんですよ。悪の為に涙を流している子を。
そして、俺はその子を助けたい。俺の他にも沢山の仲間がいます」
ほむらを救いたい。
それが、五代がもう一度『究極の闇』になると言わせた原因だった。
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