過去ログ - まどか「名護さんは最高です!」
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506:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/14(水) 21:51:17.93 ID:quDakBU5o
―見滝原市民避難所 廊下―

まどかはキュゥべえについて行き、ほむら達の場所へ行くつもりであった。

「何処に行くつもりだ」

すると背後から声が聞こえた。

「ママ…」

絢子だった。

「なにか隠してるみたいだがなバレバレだっての。なんの用があってのことかわからんが此処に居ろ」

流石は母親。

まどかが嘘を付いていることなど全部お見通しである。

「でも…私、行かないと…」

それだけ、ほむら達の事が心配だった。

絢子の静止など振り切りたかった。

なんとも言えない空気がこの場を支配する。

だがその空気をぶち壊すかのような声が聞こえる。

「おーい!まどかー!」

さやかがこっちに向かってきた。

「さやかちゃん!?」

絢子が驚いた。

さやかがまどかの傍に来た。

「置いて行くなんて酷いじゃん」

まどかが出て行くのを見てその後を追ってきたのだ。

「まどかのママさん、ごめんなさい。私達行かなきゃいけないんです」

さやかが絢子を見つめ、そして頭をさげる。

「おばさんが何と言っても私達は止まりません」

さやかの心は既に決まっている。

だからこそ、上条恭介を置いてきた。

絢子は溜息をつき、やれやれといった形で手を顔に乗せた。

「いつの間に成長したのかねえ…いいよ。行ってきな」

「ありがとう!ママ!」

絢子の許しが出た。

「ただし!」

だが条件付きで、であった。

「夕飯までにはもどってこい。それだけだ」

「うん!行こ、さやかちゃん!」

さやかの手を引き、ほむら達のいる場所まで向かう。

これが後にどのような影響を与えるか。


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