509:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/14(水) 21:53:05.21 ID:quDakBU5o
「だけどまどか。君は違う。君が望めばこの状況を変えられる。だからまどか、僕と契約して魔法少女になってよ!」
確かにまどかが契約すればこの状況をひっくり返せる、
だがそれは破滅への道でもあった。
「駄目…そいつの言うことを信じちゃ…」
ほむらがまどかに言う。
「キュゥべえ、私…」
「駄目だまどかちゃん…」
名護も体を動かし契約を阻止しようとするが動けない。
「魔法少女に」
「だめだよ、まどか!あんたがここで魔法少女になったら!」
さやかも必死に止める。
そして、絶望への言葉が…
「ならない」
放たれなかった。
「え?」
「えっ」「何?」
その場に居た者全員が驚きの表情をみせる。
もちろん、インキュベーターも例外ではない。
「いやいや、僕の話を聞いてたかい?」
焦っているようにも見える。
「聞いてたよ。だけど、私は魔法少女にならない」
しっかりとキュゥべえを見据え、はっきりと言い切る。
「魔女が絶望なら、魔法少女と仮面ライダーは希望なんでしょ」
魔法少女も絶望すれば魔女になるが、魔法少女である限り希望は持ち続けている。
「希望は絶望には負けない。どんなに夜が深くても日はまた昇る。それとおんなじだよ」
飽くまでも魔法少女と仮面ライダーを信じる。
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