519:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/18(日) 21:17:54.03 ID:6qNL1h9Lo
ビルの破片が地面に落ち、爆撃音に近い音が鳴り響く。
「…………」
だが、まどかとさやかに死の瞬間は訪れない。
ちゃんとお互いの体温を感じあっている。
2人は何があったのか確かめるべく、恐る恐る目を開けた。
すると、先程までいなかった何かが目の前に立っている。
黒い姿をした化物。
右手には剣が握られている。
そして、自分達の周りを見るとビルが真っ二つになっており、その剣で斬られたものだと推測する。
「大丈夫か?」
化物が2人に尋ねてきた。
「え…」
声が出せない。
おそらく自分達を助けてくれたようだが怖い。
「大丈夫みたいだな。安心したよ」
化物が自分達を見てくる。
「剣崎…」
始が呟いた。
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