520:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/18(日) 21:18:39.16 ID:6qNL1h9Lo
まどかとさやか以外は自分達の目の前で起こった出来事をしっかりと見ていた。
誰の行動も間に合わないと思ったとき、一人の男が横から走ってきた。
そして、化物の姿になったかと思うと、ビルを真っ二つにしてまどかとさやかを救った。
橘、始、睦月はその姿に見覚えがあった。
特に始は、その姿が本来の自分と同じ姿だ。
「剣崎…」
存在するはずのない二体目のジョーカーアンデッド、剣崎一真。
その剣崎が再び始達の前に姿を現した。
「ギリギリセーフってやつですね」
ジョーカーが軽い口調で言った。
「久しぶり、皆」
7年ぶりの再開であった。
「君は…」
五代が剣崎の姿を見て言った。
「貴方は…」
剣崎も五代の姿を見て驚いている。
(どういう事だ、剣崎と五代に何の関わりが…?)
橘は五代の剣崎に何があったのかが知りたい。
だがそんな時間はない。
「あれを倒さないとこの世界に平和が訪れない。行くぞ、皆!」
ジョーカーが叫び、
「おう!」
かつて共に戦った始達も立ち上がる。
「えっと、あの」
まどかがなにか言いたそうにしている。
「ん?」
ジョーカーが振り返ると少し怯えた表情をしたまどかが居た。
「あの、ありがとうございます!」
ジョーカは笑い、ワルプルギスの夜に視線を移す。
644Res/514.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。