535:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/18(日) 21:30:53.30 ID:ME3K+Dd9o
3人の少女が仲が良さそうに肩を並べて座っていた。
金髪の巻髪の少女が髪飾りを外した。
「見て。真っ黒よ」
2人の少女がそれを覗き込む。
今度は、赤い髪の少女が胸元の宝石のようなものを外した。
「あたしもだよ」
2人にわかりやすく見せる。
「ほむらはどうなんだ?」
赤い髪の少女が黒髪の少女に聞く。
黒髪の少女は今まで隠すようにしていた左手の甲を2人に見せた。
「貴方達と同じ。私ももう終わりよ」
ほむら、杏子、マミの3人は戦闘中にすべてのグリーフシードを使いきってしまった。
「私達、魔女になるのよね」
マミが言った。
「なあ、ほむら。魔女になる前にこれ割ったらどうなるんだ?」
杏子がほむらに聞く。
「魔女にならないからあいつの思い通りにはならないはずよ」
「そうか…じゃあ、割るか」
単純に考えた結果だった。
「あら、私もそうしようかなって思ってたところよ」
マミも杏子が言ったことと同じ事を考えていた。
「私も同じよ。まどかには悪いけど」
ほむらもだった。
まどかに戻ってくるとは言ったが、魔女となって彼女を傷つける訳にはいかない。
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