555:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/21(水) 21:06:19.50 ID:cPAEiyamo
―ポレポレ―
「あの人が剣崎君かぁ」
五代はポレポレで橘と睦月から聞いた話を思い出していた。
仮面ライダーブレイド、剣崎一真。
以前一度だけ会ったことがあった。
「確かあの時は…」
―五代が日本に戻ってくる1週間ほど前―
「おやっさんもなかなか無茶なことを言うなあ」
玉三郎から国際電話がかかってきて、店を継げと言われた五代。
承諾したが、できるだけ速く来て欲しいというのは妙に困った。
もう少しこの国で支援を続けたかった。
「まあ、仕方ないか。おやっさんには世話になってるし…ん?」
裏路地に人が倒れている。
「大丈夫ですか〜」
怪我をしているわけではなさそうなので、軽く叩いたりして意識を確認する。
「んん…」
もぞもぞと動いたことを確認し、生きていることに安堵する。
「んあ。あ、すいません」
「いやいや、って日本人?」
いろいろな国から支援が来ているので五代の他にも日本人は居たが今目の前にいる人物は見かけたことがなかった。
「えっと、まあ日本人ですけど…失礼します」
「あ、ちょっと」
そう言うと男は走って何処かへ行ってしまった。
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