606:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/23(日) 21:12:15.40 ID:Le5wMbNdo
「此処は…」
「パパ!」
紅渡が目を覚まし、それに正夫が反応する。
「僕は…一体…」
「嶋さんが運んできたんだけど詳しいことを話してくれないんだ」
少しだけ痛い頭を抑えながら体を起こす。
周りを見回すと、此処はカフェ・マル・ダムールの裏のようだった。
「ちょっと待っててパパ。ちょっと嶋さん呼んでくるから」
「え?」
渡が呼び止めるよりも早く、正夫は何処かへ行ってしまった。
そして数分後、正夫の代わりに嶋が部屋に入ってきた。
「すまないな。君と二人きりで話がしたかった」
「何ですか?」
以外に珍しい。
嶋と渡。
この二人は特にこれといった接点もない。
太牙が嶋の育て親、そして音也の上司だったということぐらいにしか認識していないのが現実である。
それが今日、何故か二人きりで話をすることになった。
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