609:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/23(日) 21:14:03.93 ID:Le5wMbNdo
 「お前は迷いすぎだ」 
  
 何時から居たのか、キバットバットU世が渡に言った。 
  
 「お前は音也と一緒だ。何かの為なら命を張れる違うか?」 
  
 「それは…」 
  
 そうしているのは、ただ人を助けたいということだけで深い理由はない。 
  
 「深い理由などいらん。ただ真っ直ぐ、ひたすら突き進め。迷いなど振り払って行け」 
  
 それを言うと、キバットは力なく地面に落ちてしまった。 
 色々言われたが、おかげで目が覚めた。 
  
 ベッドから起き上がり、キバットを拾い上げる。 
  
 「ありがと、僕のために」 
  
 キバットバットU世をV世とW世が寝ている場所へと戻してやった。 
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