72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/07/02(土) 19:54:55.87 ID:+NGept88o
「だが…」
橘が口を開いた。
「剣崎は言った。『俺は運命と戦う。そして勝ってみせる』と」
(運命と戦う…そして勝ってみせる…私もどうしようもない運命と戦っている。
その運命に勝つために色々なものを利用してきた。でも勝てない…)
運命と戦う。そして勝つ。それがどれだけ難しいことかほむらは身を持って実感していた。
彼女もまた、自分の力では到底抗えないような運命と戦っていた。
その中からたった一つの可能性を探す為に何度も何度もやり直した。
未だにその可能性は見えてこない。
「それで、新しい質問はあるか?」
名護が聞いてきた。
「後は貴方達の知ってる魔法少女のことについてだけよ」
「わかった。これはとても重要な話だ。しっかり聞いてくれ」
「ええ」
「君はソウルジェムを持っているだろう。そのソウルジェムは君の魂だ」
「!?」
「驚くのも無理もない。これはほとんどの魔法少女が知らないことだ。
俺達も偶然見つけたのだからな」
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