過去ログ - インデックス「はじめまして」美琴「」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/20(月) 19:14:34.75 ID:Y1ElJrAQ0
「っ！私のせいよね、それ。ごめんなさい！」

私があんな軽はずみに能力を使わなければ。
美琴は後悔と自責の念に駆られる。
そんな彼女を少年は優しく諭した。

「美琴は悪くないんだよ、どっちにしても追われているのは変わらないしね」

ならばせめて自分にできることを、と

「私に何か出来ることは無いの？ねぇ」

「そうだね、近くにローマ正教式の協会があれば場所を教えてほしいかも」
協会に行けば匿ってもらえるかもしれないし、とインデックスは続ける。

ローマ正教、というのがいまいちピンとこないがこの辺にそんな協会が
あったような気もしなくは無い。

「あることにはあるけど……途中でスキルアウトに会ったら危ないし私が
連れて行ってあげるわ」

「大丈夫、美琴が「追っ手」に会うほうが危ないから。
僕は１人で大丈夫だよ？」

「でもっ！魔術やら何やらは信じたくないけど、追われているあなたを
１人で放り出すことなんてできないじゃない！」

「……なんなら僕と一緒に地獄の底までついてきてくれる？」



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