過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その30
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941: ◆1otsuV0WFc[sage saga]
2011/07/28(木) 18:02:18.84 ID:x7jSQNm2o
ズザザッ

天才「……沼には入るなよ!」

アバドンの股下を門のようにくぐり抜け、天才は疾走する。

5番目のラッパが吹かれた。コートの男は確かに、そう口にした。

それが意味する事を知っているのは、この中では天才のみであった。

天才がかねてより国軍の資料室に出入りし、調べていてもの。

古の人々はこう言った。「黙示録」……と。

天才が黙示録を目にした時、しきりに引っ掛かるキーワードがあった。

それは即ち、7という数字。7体の魔王。7つの大罪。

最初はただ、偶然であろうと考えていたが、黙示録に基づく資料を解き明かすうち、

それは段々と意味のある数字だという事を確信した。

そしてその考えは、彼の師達も同様に考えていた。

黙示録に記される預言者や古の賢者らが残した言葉。

7つの封印、7人の天使が吹くラッパ。7つの災い。

ほとんどの者が見向きもしないおとぎ話のような文献を、彼らは漁り続けた。


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