90:A1h4hQOe0 ◆3KKT9vrQyY7x[sage]
2011/07/15(金) 23:01:47.57 ID:NYz2bdO/o
かなり研究熱心だが、他のことにはもっぱら適当
まあ、悪い人じゃないんだが…
何かにつけて本当に適当だからそのとばっちりを俺たちがくらう
それが、俺がこいつをクソ眼鏡呼ばわりする理由だ
「榊博士、私たちハンニバルに遭遇しました」
アリサが単刀直入に本題に入る
毎回のミッションの周辺地域の調査や敵の数の把握もこの人がやっている
しかし、割と適当なことが多く、今回みたいに割りこんでくるアラガミも少なくなかった
「なんと!それで、どうだった?コアは回収できたかい!?」
この人は…命からがら戻ってきたと言うのに…!
「それが死にかけた者に向ける言葉ですか?榊博士…」
俺は思いっきり怒気を含めた声と蔑んだまなざしを向ける
「いいですねえ…現場に行かない人は…では今度は、御自分でハンニバルと対戦してもらいましょうか?ああ、大丈夫、神器ならリッカさんに作ってもらいますから…超旧式のピストル型神器でいいですか?」
「い、いやぁ…ごめんよ〜…さすがにそれはちょっと予想外だったと言うかなんというか…」
博士は頬をひきつらせながら冷や汗をかいている
いい君だ…とはいえ…
「というか、そちらの方でハンニバルの動きは特定できてるんですか?」
「ううん…それなんだよねえ…何せめちゃくちゃ速いし、特定の場所に生息するわけじゃないからねえ…あんまり動向がつかめないんだよ〜コアもないし」
「それってどこででも出没する確率があるってことですよね…」
アリサが顎に手を当てながら眉を寄せている
確かにそういうことになるな
俺とアリサだったからまだ逃れることは出来たが、誤射女王カノンとかだったら…やばそうだな…
「それなら今からしばらくはミッションに出る人を限定しないといけないですねえ…」
そしてコアを手に入れたら、それを頼りにマッピングしてもらうことにしよう…
「でもねえ…最近またアラガミの行動が活発化してきているからね…正直のところネコの手も借りたいくらいなんだ…」
「ですがそれで神器使いが[ピーーー]ば意味ないですよね?」
「ま、そうだよね…僕は君たちを誰ひとり失いたくないし」
そう言っていつもの細長い目を少しだけ開く
「とりあえず、ミッションに出る人ですが…私とアリサ、タツミさんに…サクヤさんくらいをリーダーにして出た方が良いんじゃないですかね?あ、もちろん私とアリサはセットじゃないと力は発揮できませんよ」
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