106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/22(水) 22:58:10.12 ID:Ys+V9ieO0
その様子を、二人は確かに見た。
「涙子……?」
だが呼び掛けに反応はない。
ゆっくりと彼女の眼鏡が彼女自信によって外される。
「………………………」
そこに宿るのは、死の概念そのもの。ゆらりと煌めく虹色は、敵の視線を集めるには十分な恐怖であった。
「――――――!」
声にならない死徒の攻撃が、佐天に襲いかる。
だが佐天はそれを避け、後ろに隙を見せた死徒に向かい
「―――――躊躇わない!」
そこに彼女だけが見える『死の点』を手に持つナイフで、突き刺した。
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