120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/23(木) 00:29:10.18 ID:UzlfZT980
そのまま美琴は続ける。
「確かにアイツには右手しか無いし、無能力者ではあるけど―――」
そこには彼女の、普段は絶対に見せないような絶対の信頼が読み取れた。
「それでもアイツならなんとかしちゃう。そう思うのよ、以前私を実験から救ってくれた時みたいに…どんな不利でも、絶対に大丈夫なんだって」
その言葉はどこか、自分に言い聞かせてるようにも聞き取れた。
「―――だから、先に進みましょ。アイツなら、すぐに戻ってくるわ」
美琴はそう言うと、歩き出す。
そしてシエル達も、美琴のそんな気持ちを理解し、美琴の後をついていくのだった――――。
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