過去ログ - 佐天「直死の魔眼?」
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95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/22(水) 21:31:08.77 ID:Ys+V9ieO0

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「はぁ、はぁ…!」タッタッタ

彼女――佐天涙子は今現在、街中を走り抜けていた。
当然横には頼もしい仲間リーズバイフェやシオンも一緒だ。

「――思ったよりも時間掛かるものだな、センタービルまで行くのは。これなら集合場所をもっと近くにした方がよかったんじゃないか?」

とリーズバイフェは愚痴を漏らす。
というのも

「仕方ないでしょうリーズ。何せ想定外の事態です。美琴もシエルも――来ました!10時の方向です!」

そこでシオンは叫ぶ、その方向からは先程から彼女達の進路を妨害する"者達"が再びやってきていた。



―――――大量の、死徒

だが死徒といってもそれは27祖クラスの怪物ではなく、むしろそれによって生まれた下位クラスの死徒であった。

故に個々の力は大したことはない。
しかしだった。




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