過去ログ - 絹旗「ナイトロジェン!」黒夜「シスタァァァズ!!」一方「……その2だァ」
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397: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 18:55:50.13 ID:5/wf7Tdno

 別にそれほど非道なことをするつもりはない。
 一方通行の反射は何物も通さぬ絶対防御ではあるが、扱いを誤れば身内さえ傷つけかねない危険なものだ。その点は、先日身を持って体験している。
 つまり黒夜を操って一方通行に接触させれば、第一位は咄嗟に反射を切らざるをえない。
 その一瞬に改竄を行えば、自分の能力も通用する筈、というのが食蜂の考えだった。
以下略



398: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 18:56:18.23 ID:5/wf7Tdno

黒夜「何やってんの、こんなとこで」

食蜂「え? いや別に、ちょっとブラブラらしてただけでぇー……。そ、そっちは?」

以下略



399: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 18:57:09.98 ID:5/wf7Tdno

 思考を巡らす。疑いようもなくコレはチャンスだ。
 黒夜を操り、自宅でアイツを待ち伏せできる千載一遇のチャンス。

 後は――自分の覚悟次第。
以下略



400: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 18:57:47.26 ID:5/wf7Tdno

【一方通行宅】


食蜂「お邪魔しまぁす」
以下略



401: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 18:58:29.65 ID:5/wf7Tdno

黒夜「あれ、テメェ実験の協力はどうしたんだよ」

一方「あァ、芳川のいつもの発作で延期だ。
   昨日から連絡つかねェっつって、木山が涙目で途方にくれてやがった。
以下略



402: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 18:59:05.02 ID:5/wf7Tdno

黒夜(……イスラム?)ヒソヒソ

一方(いや、イスラム系は顔と手以外の肌を見せちゃいけねェンだろ……。
   顔見せちゃいけねェなンてのは聞いたこともねェぞ……)ヒソヒソ
以下略



403: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 18:59:34.75 ID:5/wf7Tdno

一方「……オマエの友達か?」

黒夜「え? ああ……一応……」

以下略



404: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 19:00:36.07 ID:5/wf7Tdno

一方「この状況でンなケチくせェ事言うかよ。まァアレだ……」


 そこで、第一位は小馬鹿にするような笑を浮かべた。
以下略



405: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 19:01:09.52 ID:5/wf7Tdno

食蜂「……妹の友人と二人きりになって、何するつもりかしらぁ」

一方「この再会を偶然と思うつもりはねェよ。
   まァその……なンだ。……別に言いふらすつもりはねェぞ?」
以下略



406: ◆Y1L4z5aia2[saga]
2012/01/04(水) 19:01:46.83 ID:5/wf7Tdno

一方「オマエの前で反射を切ることは有り得ねェよ。精神支配系の能力は厄介だからなァ」


 ヒクリと、食蜂は自分の頬が引き攣るのを自覚した。
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