800:にかう[saga]
2012/01/05(木) 19:47:56.79 ID:sdWryWky0
浜面「!!」
上条「やっぱり……」
垣根「この風呂の構造を見ろ。元は一つの湯を、つい立で使って仕切ってある。つーことは、だ。この一枚の仕切りを隔てた向こう側は女湯って訳だ。通常の銭湯なんかとは比較にならない程に覗き易い環境にある」
浜面「……確かに」ゴクリ
垣根「だろ? 能力を使えば上から覗き見ることは容易いが、生憎向こうには滝壺がいる。能力を使った際のAIM拡散力場の変化を感づかられないとも限らねえ。力技で行くぞ」
浜面「桶を積もうにも数が足りないし……肩の上に乗っかって丈を稼ぐか。よし、そうと決まればポジション取りを」
上条「いやいやいや、何規定事項みたいに言ってんだよ!? もしこれがバレたりしたらえらい目に遭うぞ!? 上条さんはもう麦野さんのオーガ化は見たくないですの事よ!?」
浜面「う、確かに麦野にバレたなんてことになったら……」ヒュン
垣根「バカ野郎が!!!!!」
上条浜面「「!?」」ビク!
垣根「リスクを恐れていたら成功なんてあり得ねえ。安全な道ばかり歩いてるやつにどんな人生が待ってると思う? オレは失敗とリスクに怯えてばっかりの人生なんて真っ平だ。偉大なる先人の足跡を見ろよ。失敗を恐れずチャレンジしたからこその輝かしい生涯だろ?」
浜面「垣根………そうだな、ビビっちまって情けねえ! オレはやるぜ!」
上条「……なんか適当に言いくるめられた感があるけど、そうだな! こんなチャンスそうそうないし、バレなきゃいいんだもんなバレなきゃ!」
垣根「よし、そうと決まったら「皆、何してンだァ?」
削板「どうしたお前ら、風呂にも入らないで突っ立って。なんだ、新しい筋トレでも思いついたのか?」
浜面「ああ、これから女風呂をのz―――むぐっ!?」
上条「あはははは何でもない、ちょっと湯あたりしたから冷ましてるだけd」
垣根「女風呂覗くぞ。手伝え」
上条「ぶっ!?」
一方通行「ふェ?」
削板「覗き、だと?」ピク
上条「ななな何あっさりバラしてんだよ!? この2人が覗きなんて協力するわけないだろ!? 削板なんて絶対そういうの許さないタイプだろ!」ヒソヒソヒソ!!
垣根「あ〜うっせ。いいからオレに任せてろ」
削板「垣根、今覗きをすると言ったか? もし聞き間違えじゃなかったら、そんな根性の無い真似、オレは許さんぞ!! 全力の根性を以て阻止する!!」
垣根「はぁ〜〜あ。何だよ、その程度だったのかよ第7位ってのはよぉ」
削板「? 何がだ?」
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