過去ログ - QB「マサムネのきれあじをきみらのからだであじわうといい!」
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2011/06/23(木) 20:48:13.39 ID:MDMzsrWe0
ーーー まどかの自宅 −−−
テーブルに乗せられた朝食。
まどかはその部屋の食卓を、父親と二人で囲んでいた。
あの日、母親が出て行って以来、ずっと繰り返されて来た光景。
まどかは、子供の頃から考えて来た思いを
今日こそ父親に伝えようと、決心していたのだ。
まどか「パパ・・・あのね・・・」
知久「何だい?まどか」
まどか「・・・えっと・・・その・・・」
知久「言いにくい事なのかい。悩みがあるなら聞かせてごらん」
まどか「・・・ママを探しに行きたいの」
知久「そうか・・・いつかは、この日が来ると思っていたよ。
まどかはママが大好きだからね」
まどか「でも、パパの事も心配なの。一人っきりにしちゃうと思って・・・」
知久「僕の事なら心配はいらないよ。行ってきなさい」
まどか「・・・うん・・・」
知久「ママに会えたら、パパは元気だったと伝えておくれよ」
まどか「・・・パパ、私ね・・・」
知久「さあ、そうと決まったら早く行きなさい!
・・・ああそうそう、先生にも挨拶をして行くんだよ」
まどか「うん・・・パパ、きっと私、ママと一緒に帰って来るからね」
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