3: ◆GLPLA.M.6I[saga]
2011/06/23(木) 23:44:22.21 ID:Nfk5XxpX0
ある日の事です。翁は日課の散歩で、近くにある竹林を散策していました
「……竹林って散策する価値あるのかなぁ?」
筍掘りのシーズンや竹の花見の時は最高ですよ。
「ふーん、そっか〜。……ってあのぉ〜、ナレーターさん」
はい。
「……独り言に反応されると……恥ずかしいんですけど」
おっと、失礼しました。では気を取り直して……。
翁が散策していると、奥の方に不思議な光が見えました
慌ててそこに近寄ると、一本の竹が輝いています
「な、なんじゃこりゃー!と、とにかく中を確かめないと!!」
急いで家に帰り、鉈を持ち、先程の竹の所へ戻ると、光輝くその部分をじっくりと観察しました
どうやら竹の一節だけが光り輝いているようです
「よし……それじゃぁ、この節の真ん中に思いっ切り鉈を振り下ろせば……」
『ちょっとちょっと!真ん中じゃなくて上の方だよ!』
「あ、そうか。真ん中じゃ梓が真っ二つだよね〜。……でも〜、それも面白いかもねっっっ!!!」
『にゃぁぁぁぁ!!!』
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