41: ◆GLPLA.M.6I[saga]
2011/07/03(日) 11:34:26.08 ID:Ig7QPECA0
それから数日経ったある日、屋敷に豪華な牛車が現れました
「ねぇ、純ちゃん……これって……」
「帝の……牛車!?」
公家達があれだけ騒いでいれば帝の耳にも届くというもの。梓姫の噂を聞き、一目見ようと現れたのです
「あ、梓!み、帝が来たよ!!」
「帝ねぇ……興味無いなぁ〜」
「と、取り敢えず上がってもらおうよ、ねっ」
「……仕方ないなぁ……じゃぁ憂、お願い」
「うん!」
嫗は恐る恐る車に近付き、帝に声をかけました
すると後簾がゆっくりと上がり、中から帝がおごそk
「ようやく私の出番がまわってきたわ〜!梓ちゃ〜ん、お待たせぇ〜!!」
さ、さわ子さん。帝役なんですからもう少し落ち着いた演技をおねg
「んもぉ、このくらい良いでしょ〜?みんなそれぞれに役を崩しているんだし」
それは、まぁ、そうなんですが。せめて登場のシーン位は台本通りでお願いできますか?
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