732: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2011/06/26(日) 03:21:40.20 ID:Gu7SEhLHo
ステイル「」ボゥ!!!
ローラ「きゅっきゅ〜……へ?」
ゴォォォォォォォォォォ!!!!!
ローラ「きゃあああ!!」ジュゥ!!
ステイル「僕がその音を嫌っているのは知っているでしょう」
ローラ「もう! 貴婦人をいきなり燃やすなんて何を考えけるのよ!!」プンプン
ザワザワ……
ローラ「あー、えっと……」
ローラ「マジックショーの練習でーす! みなさんお騒がせしましたー♪」
『なんだ、マジックか……』
『でも凄いリアルだったな……』
ステイル「さすが雌狐。こういうのは得意ですね」
ローラ「誰のせいだと思いたるのよ!!! はいっ、できたるわよ!!」
ステイル「わざわざこんな通信用の霊装を使うくらいなら、聖ジョージ大聖堂で話せばいいじゃないですか」ハァ
ローラ「あそこは息が詰まりけるのよ。じゃあ話したるわよ」
ローラ『あーあー。聞こえしこと?』
ステイル『……何で心の中までバカ口調なんですか』
ローラ『……おそらく変換時に何かしら問題が発生したるかしらね…………』
ステイル『……まぁ意味は何となく伝わりますし、いいでしょう』
ローラ『うぅ……じゃ、じゃあ話を始めたるけど…………ちょっと問題が起きたのよ』
ステイル『どうせそんな事だろうと思っていましたよ。それで、その問題というのは?』
ローラ『ローマ正教の《法の書》及びその解読者がまとめて盗まれたさうよ』
ステイル「な、何ですって!?」
ザワザワ……
ローラ「しー」
ステイル「……ごほん」
ステイル『それで……誰に?』
ローラ『天草式十字凄教』
ステイル『天草式……たしか神裂の元居た……』
ローラ『えぇ、だけど規模はとても小さしものよ。それでも今までやってこれたのは、神裂火織というイレギュラーな存在が居たから。
その神裂が居ない今、新たな力を求めても何もおかしき事ではなしにつきなのよ』
ステイル『ですがあれはバチカン図書館に厳重に保管されていたハズでは……!!!』
ローラ『実は日本に運びし隙を狙われたといふ事なのよ。博物館で展示して、十字教徒を増やそうといふ試みだったさうね』
ステイル『法の書を見世物にしようとした挙句、盗まれるとは。もしかしなくてもあなた以上のバカですね』
ローラ『むぐっ!? と、とにかく!!』
ローラ『――我々にとって問題なのは、神裂火織と連絡が取れぬ事なのよ』
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