過去ログ - 佐天涙子「何この子カワイイ!!///」ギュッ 真庭人鳥「うわっ!?」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/27(月) 23:32:26.70 ID:CZHu7WbU0
「いや待て土御門…!お前今日俺達……」

「上やん!!」

と、土御門は上条の肩をまた掴む。

「何もかもお前のせいだこのホモ野郎……!」

「…なっ!?」

上条は土御門に反論しようと大声を出すが、土御門は上条の喉元にナイフを突きつけた。

「」

密着している位置だから吹寄には見えない。

「さっき起きたこと、……忘れろ。俺にも吹寄にも聞くな、尋ねるな。そして一生思い出すな」

「はひっ…!」

上条は思った、この目はマジだと…。昨日の朝よりマジだったと。

「とにかくだ。今日は街中を見て回って、遊んでいる振りをして情報を集める」

「は…?どうやって?」

「それはまだ考えてない。まぁ安心しろ、元々俺が無理やり頼んだことだからな、お前に無理させるとこはない。……もしものことがあったら吹寄を頼む」

「?、…ああ。…って、早くそのナイフをしまってくれ」





「…で、土御門よ」

「なんだにゃー吹寄」

「これからどうするんだ?」

「そうだにゃー、とりあえずケンカ通りでも行きますかにゃー」

「ケンカ通り?」

吹寄は首をかしげる。

「ああ、吹寄は知らないよな。三九号線の木の葉通りの事だよ」

土御門の代わりに上条が説明する。

「あそこは表通りは賑やかで人通りも多いし大きい店もケッコーあるけど、裏に入るとスキルアウトとかの根城が多いんだ」

「で、そこでスキルアウトのあんちゃんたちが毎日毎日小競り合いをしている所ですたい」

「………まさかそこへ連れて行こうなんて言わないよな…?」

「んなまさか、行くのは表通りですにゃー。か弱い女の子?を連れて裏路地なんて行けないですよー?」

「ちょいと待て、なんで『?』が付く?」

「細かい事を訊く奴は嫌われますぜい?………実は表通りに美味くて安い本格中華が食える店が出来たらしい」

土御門はグラサンの縁を中指で上げる。

「そこの青椒肉絲は絶品らしく、他にも薬膳料理も美味いらしい」

すると上条は土御門に近づき、ヒソヒソと耳打ちをした。

「おい、それって本当だろうな?この前お前と一緒に行ったラーメン屋なんて喰えたモンじゃなかったぞ。それに健康オタクの吹寄が油ギッシュな中華に興味を持つ訳ねぇだろ」

「あれは青髪ピアスのガセネタだ。あの後たっぷりと仕返ししておいた。それに今回の情報源は我が妹の舞夏だ、信用できる。………それに、見ろ」

と、土御門は吹寄を指さした。

「?」

「そうか…本格中華か……いいなそれ」

「」


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