過去ログ - 佐天涙子「何この子カワイイ!!///」ギュッ 真庭人鳥「うわっ!?」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/30(木) 21:52:06.80 ID:r2StKVnF0
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続き書いていいます。
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―――――午前8時___第七学区のとある病院


ここでは、白井黒子と御坂美琴が入院していた。

先日、とある計画の阻止をするために戦ったが、二人とも大怪我を負った。

それのせいでここの、退屈な病院生活を送っている。

そろそろ薄味の病院食も飽きた。学生寮のご飯が恋しくなってきた。

「ふぁぁ〜〜〜!」

御坂美琴はベッドから起き上がり、大あくびをした。

「おはようございますの、お姉さま」

「ああ、おはよう黒子」

サーっとカーテンが開かれ、美琴の後輩の、白井黒子が顔を出した。

「今日はいい天気ね」

「ええ、秋晴れですの。絶好の洗濯日和ですわね、お姉さま」

「そうね……っと」

美琴はベッドから降りて、窓まで歩いた。

「………っ!?………お姉さま!?足はもう大丈夫なのですか!?」

黒子はあわあわと驚き、美琴も右足を指さす。

「ああ、大丈夫。これだけ病院で食っちゃ寝食っちゃ寝しとけば治るわよ」

と、窓を豪快に開け、「あー気持ちいい!」と大きな独り言を言う美琴。

「………」

確か先日の戦いでは、その右足は刀で貫かれたのでは?

と黒子は疑問に思うが、まぁいいかと納得する。

結局、御坂美琴という人間は超人だった。で肩付けるのだ。

正義超人だろうが悪魔超人だろうが、バッタバッタの薙ぎ倒し、みごと超人オリンピックを制覇するのだろう。

そう、黒子はまじまじと思った。

「そういえば黒子、やっぱりまだ体のダメージ残ってんの?」

「…え?ああ、そうでございますの。それでこの体たらく…」

実は今の黒子は車椅子だ。

「おかげ様で一人では立ち上がれず、移動の際はえっちらほっちらと車輪を回して動かないといけないのですの……」

「そう、大変ね……」

美琴は窓から来る風を受け、髪をなびかせる。

本当に奇麗な髪だ。入院で二日間風呂に入っていないのに、サラサラとしている。


『このことは他言無用でお願いします…』


昨日聞いた、美琴の秘密の話が耳から離れない。この話を話した風紀委員の同僚、初春飾利もそうだろう。

あの実験は…あの物語は…余りにも現実の物とは言い難かった。

でも、もうとうの昔に終わった事だ。気にする必要はない。


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