過去ログ - 陽太郎「天使家姉妹１９人でカラオケ！？」 -SS速報VIP

過去ログ - 陽太郎「天使家姉妹１９人でカラオケ！？」

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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga]
2011/06/25(土) 19:08:19.69 ID:NWcbvnHH0

吹雪「歌は苦手な私ですが、こういうのは好きです」

　www.nicovideo.jp

　ＩＱ１６０以上で姉妹きっての理論派の十二女・吹雪が歌ったのは『銀河鉄道９９９』だった。

　でも、吹雪は注目されると熱が出て、大変なので二番からは霙と一緒に歌う。

吹雪・霙「「きっといつかはーきみもであうさーあおいーことーりーにー♪」」

　宇宙的(？)な二人にＳＦはとてもよく似合うなと思っていると――

海晴「さっ、約束どおり、私とデュエットよ、よーちゃん♪」

　いきなり手首をぎゅっとつかまれてステージに上げさせられた。

立夏「リッカも歌っちゃうヨーッ！」

陽太郎「え、えぇ？」

　いったい何を歌わされるのか――
　天使家のレベルアッパーな二人の選曲は――

　www.nicovideo.jp

　『とある科学の超電磁砲』の『Real Force』という見たことも聞いたこともない曲であった。

陽太郎「し、知らない！　本当に知りません！」

海晴「だいじょうぶよ、よーちゃん、ノリで！」

立夏「チャオッ！　チャオッ！」

　ノリノリの二人に置いてけぼりな陽太郎の前で歌が始まる。

海晴「ねらいさだーめたーゆびさきーがまーつー♪」

　ただ、聴いているとオヤと思う。

陽太郎（この歌、たまに口ずさんでるな……）

　そうして慎重になって聴いていくと、紐解くようにわかってきた。

　海晴のウィンクが陽太郎に突き刺さる。

　ほら、歌えるよ、きっと――
　だいじょうぶ、だいじょうぶ、キミならできる――

　不思議な気持ちで、立夏の軽快なステップに高揚感がプラスされる。
　なんでもできるような気持ちになってくる――

陽太郎（いや、オトコにこの歌は無理だろ！）

　と、いう訳ですごすご引き下がっていく陽太郎であった。

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