過去ログ - 上条「……なんでもう布団が干してあるんだ?」C.C「腹が減った。ピザをよこせ」
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◆BZcNiATAF2
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2013/04/21(日) 22:58:56.50 ID:2/C6blSQo
長い直線通路を走っている最中、ステイルからアウレオルス=イザードが生徒達を使って作り上げた、
『グレゴリオの聖歌隊』という大魔術の説明を受け、上条は戦力の違いを改めて感じていた。
そして、ようやく三人は階段の付近へと到着したが、さらに正面からも大量の青白い球が押し寄せてくるのが見えた。
以下略
536
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◆BZcNiATAF2
[saga]
2013/04/21(日) 23:01:47.81 ID:2/C6blSQo
ステイル「術者か魔術の『核』のどちらかを潰せばこれは消える!どちらかが成功すればそれでいい!さぁ、どうする!?」
上条「くっ……、わかったよ!でも俺は魔術に関しては素人だから、そういうのわかんねぇぞ!?」
以下略
537
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◆BZcNiATAF2
[saga]
2013/04/21(日) 23:04:28.09 ID:2/C6blSQo
自分達を捨て駒にしたステイルに色々言いたいことはあれど、とりあえず下の階へと全力で駆ける上条とC.C.。
その背後からは数多くの青白い球体が迫る。
以下略
538
:
◆BZcNiATAF2
[saga]
2013/04/21(日) 23:07:21.32 ID:2/C6blSQo
しかし、対する上条もそれを黙って見ている訳ではない。
元々、自分達は『コインの裏』の人間であり、『コインの表』の生徒達にはこちらを感知することはできなかったはずである。
だが今現在、彼らは上条達を明確に認識し、攻撃を加えようとしている。
以下略
539
:
◆BZcNiATAF2
[saga]
2013/04/21(日) 23:10:15.14 ID:2/C6blSQo
上条「なっ……!?」
突然の出来事に目を見開いて、驚きの声を上げる上条。
以下略
540
:
◆BZcNiATAF2
[saga]
2013/04/21(日) 23:12:55.38 ID:2/C6blSQo
少女が言葉を紡ぐたび、その体は内側から次々と破裂していく。
しかし、少女は止まらない、否、止められない。
それはまるで、壊れて制御を失ってしまった機械のように。
以下略
541
:
◆BZcNiATAF2
[saga]
2013/04/21(日) 23:15:31.33 ID:2/C6blSQo
「……き、は――己の、中に。中、とは―――世界。自己の内面と世界の外面、を、繋げ」
ブチン、という本能的に嫌悪感を抱く音が少女から発せられた。
以下略
542
:
◆BZcNiATAF2
[saga]
2013/04/21(日) 23:18:46.49 ID:2/C6blSQo
自身の危機だから。敵だから。助かりそうもない怪我だから。
上条当麻という人間にとって、それらは少女を見捨てて良い理由にはならなかった。
以下略
543
:
◆BZcNiATAF2
[saga]
2013/04/21(日) 23:22:32.72 ID:2/C6blSQo
上条「かは……っ!」
一瞬、呼吸ができなかった。
以下略
544
:
◆BZcNiATAF2
[saga]
2013/04/21(日) 23:26:27.09 ID:2/C6blSQo
そこには火傷も、他の怪我も一切していない、普段通りのC.C.の姿があった。
上条「え?……あ?」
以下略
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