過去ログ - 上条「……なんでもう布団が干してあるんだ?」C.C「腹が減った。ピザをよこせ」
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551: ◆BZcNiATAF2[saga]
2013/05/05(日) 22:47:27.77 ID:F1rCVtFVo

ステイル「……それにしても、錬金術師も悪趣味になったものだ。こんな形で『血路』を開くなんてね」


超能力者に、魔術は使えない。

もし使えば、使った者の体は確実に崩壊する。
それでも、錬金術師は自分の迎撃手段として彼らを利用していた。


その結末が、今、ステイルの足元で倒れ伏している生徒達である。


僅かに動く者もいれば、すでに動かなくなった者もいる。
さらに、ステイルのいる廊下に面したある部屋からは、よく嗅ぎ慣れた濃密な鉄の臭いが漂ってくる。

そこにはこの廊下の惨状など比にならない程の地獄絵図が広がっていることだろう。


ステイル「……さてと、とりあえずは探索の続きと行こうか」


気分転換のつもりだろうか、誰に言うでもなく、ステイルは独りそう呟いた。
犠牲者へのほんの僅かな同情を背に、ステイルは自分の任務へと戻る。

今現在、ステイルがいるのは上条達のいる階から三つほど上の階。
囮として彼らがどれほど役に立つかは未知数であるが、いずれにせよ専門家であるステイルが仕事を
しなければ話にならない。




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