15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/06/26(日) 18:01:48.42 ID:zfxJMWx+o
週末は特に用事も無く暇だったので、一日中家に居た。
梓はギターを弾いていた。
大学時代の仲間とバンドを続けていて、近所では少し有名だった。
箱を借りてライブをする日も多々あり、その度に私は観客に交じって梓を応援した。
私をバンドに誘ったこともあったが、
数年楽器に触れていない私と現役の梓とではかなりの実力差があるだろうと思って、断った。
サボテンは依然として元気が無かった。
もちろん水は欠かさずあげていたが、日に日にしおれていくように感じられた。
梓「ねえ、やっぱりベース弾いてくれると助かるんだけどな」
澪「そんな難しそうな曲弾けないよ」
梓「ルート弾きしてくれるだけでいいんだ。リズム取りやすくなるでしょ」
澪「メトロノームを使えばいいじゃないか」
意地悪を言うつもりではなかったが、梓は少し残念そうな顔をした。
澪「弦がボロボロだよ。ネックだって反れてるかもしれない」
梓「そっか。そうだよね」
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