3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/06/26(日) 08:49:44.06 ID:zfxJMWx+o
今帰って来たばかりなのに……暇を持て余していた私に気を使ってくれたのかな。
梓が玄関に腰を下ろす。
梓「そろそろ、終わりかな」
サンダルを履きながら独り言のようにつぶやく。
澪「何が?」
梓「ほら、サンダル。もうそろそろ夏物しまわなきゃ」
澪「あ」
高校生の頃から身長が低いことを少しばかり気にしていた梓だが、ヒールの高いものは好まなかった。
とても子供らしい、少女らしいサンダルのかかとが玄関の床をトントンと叩いた。
澪「私はもうひと月くらいはこれでいいかな」
私も履きなれたサンダルをつっかけた。
梓「鍵、持ってるよね」
澪「うん、ほら」
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