過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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[saga sage]
2011/06/26(日) 13:08:22.42 ID:iNmol0qk0
それからしばらく、三人は自己紹介などを交え、梓の悩みについて聞いていた。
レベル4の『空中回路』という能力を持つ梓は、電子機器がなくても空気中にそれを再現できるだけでなく、
半径10メートル以内の電子機器の回路を認識し、遠隔操作することもできる、電子機器のエキスパート。
それゆえ音響関係の機材には非常に詳しく、もともとのギターの技術の高さもあいまって、かなりレベルの高いギタリストであった。
そのため、今まで様々なバンドに所属し、そのテクニックを振るってきたのだが、
最近、技術以外の「何か」が足りないと感じるようになっていた。
それを満たしているバンドこそ、『放課後ティータイム』だと、梓は語る。
「確かに、いいよね放課後ティータイム! なんかよくわかんないけど、惹き付けられるっていうか」
純も放課後ティータイムのファンであり、賛同する。
「純ちゃん、放課後ティータイムって?」
憂はあまり音楽に詳しくないようであり、今話題のバンドですら名前を知らなかった。
「えっ憂、知らないの? 超有名なのに。
顔を隠して活動する謎の女子高生バンドだよ。すごいかっこいいよー、特にベースのMio!」
「ふふ、純ちゃんもベースだもんね」
「ま、憂は主婦業で忙しいもんね〜。知らなくてもしょうがないか」
「えっ!? 結婚してるの憂!?」
梓が驚愕するが、憂がすかさず否定する。
「ち、違うよ! もう、誤解を招くような言い方しないでよ、純ちゃん……」
「あっはは、ゴメン。でも似たようなもんでしょ。
憂はここの2年生の『風紀委員』の先輩とルームシェアしてて、先輩が仕事で忙しいから憂が家事担当なんだ」
「そうなんだ……ふふ、確かに主婦みたいだね」
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