過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:35:30.78 ID:iNmol0qk0
全員が着席したところで、早速、律が切り出す。

「……なあ、梓ちゃん。どうしてここがわかった?」

「え、あ、えっと……」

「りっちゃん、いきなりじゃだめだよ〜! 梓ちゃん怖がってるじゃん」

「あ、ああ、すまん……だって気になるじゃ〜ん」

「いえ、こちらこそすみません。勝手に調べて押しかけて……」

梓は自らの能力、そしてここにたどり着いた経緯について語りだす。
話が進むにつれ、皆の、特に紬の表情が驚きへと変わっていく。
琴吹家の情報管理能力に自信のあった紬は、アジトを特定されたことに少なからずショックを受けていた。

「そ、そんな……うちの情報管理もまだまだ甘いわね。すぐに改善させなきゃ……
すごいわ梓ちゃん、うちの技術部に欲しいくらいよ」

「い、いえ、偶然ですよ……実際、本社のセキュリティはどうしても破れなかったですし……」

互いに謙遜し、おだて合うが、二人の間には静かに火花が散っていた。


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