過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 13:48:32.72 ID:iNmol0qk0




「な……なにがあったの?」

突然の轟音に思わず目をつぶっていた梓がその目を開くと、信じられない光景が飛び込んできた。

「えっ……か、壁が、ない……」

二階に位置するスタジオの壁は吹き飛んでいて、外の光景が見えた。
よく見ると、唯を中心に半径5メートルほどの透明なバリアーが展開されており、その外側にある壁、床、天井は跡形もなく消え去っている。
外からバズーカのようなものを撃ち込まれたようだ。
対して、バリアーの内側はまったく被害はなく、彼女たちは全員無事だった。

「ちっ……敵襲かよ!?」

「敵は表に十人! バズーカを持っているのが一人、あとはマシンガンよ!
あと、裏口にも五人いるわ!」

探知能力を駆使して事前に敵の存在を察知していた紬が、敵の構成を報告する。
その報告通り、直後にマシンガンの弾丸の雨が唯のバリアーを襲う。
バリアーにヒビが入り始めた。

「あわわわ、もうもたないよ!?」

「私に任せてくれ! バリアーが消えた瞬間に衝撃波で一気に仕留める!」

「よし、任せた澪! あたしと唯は裏口にまわる。ムギは梓を頼む」

「ええ、わかったわ。さあ、梓ちゃん、こっちよ」

「……え……あ……」

目の前で起こっていることに理解が追いつかずに呆然としている梓の目をふさぎ、奥の安全な部屋へと連れて行く。


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