過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 14:14:19.88 ID:iNmol0qk0
紬が部屋に戻ると、唯と律が出迎える。

「ムギちゃん、どうだった〜?」

「ふふ。『電話の女』さんから、梓ちゃんにプレゼントよ」

「え、私にですか!?」

「ええ。じゃ〜ん」

紬がネコミミを取り出し、高く掲げる。

「「おお〜〜〜!!」」

「ええっ!?」

唯と律は目を輝かせているが、梓はなぜこれがプレゼントなのか、と驚いている。

「早速つけてみてよ、梓ちゃん!」

唯にネコミミを渡され、梓はそのまましばらく硬直していたが、唯の期待に満ちた視線に負け、しぶしぶ装着した。

「「「かわいい〜〜!!」」」

大好評のようである。
さらに、恥ずかしがっている梓に唯が、

「ねえ、にゃあって言ってみてよ!」

と追いうちをかける。

「え、ええっ!?」

「ねぇ〜お願い」

「……に、にゃあ〜」

「「「きゅるりぃ〜ん!」」」

梓の可愛さに一同がノックアウトされる。
本を読んでいた澪もいつのまにかこっちを見ていた。

「あだ名はあずにゃんに決定だね!!」


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