過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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[saga sage]
2011/06/26(日) 14:16:54.95 ID:iNmol0qk0
梓はゆっくりと悩みを吐き出していく。
自分が放課後ティータイムに感じていた、技術ではない「何か」。
それに惹かれて放課後ティータイムに入ったものの、練習をあまりせずにだらけているバンドからなぜそれが生み出されるのか、
逆にわからなくなってきていた。
「私、わからなくなって……! どうしてあんなに感動したのか、わからなくなって……!」
泣き出す梓に、澪はやさしく語りかける。
「……私さ、このメンバーで演奏するのが好きなんだ」
「……え」
「私たちは、みんな不幸な過去を抱えてるし、人殺しだし……他人を欺き合い、殺し合う世界に生きている。
そんな中でも、こうやってお互いに分かり合えて、楽しく一緒に過ごせる仲間に出会えた。
私たちがバンドを組んで、同じサウンドの中にいること自体……奇跡だと思うんだ」
「だから、私はみんなとの時間を大切にしたい。バンドだけじゃなく、一緒に過ごす時間ぜんぶ。
ティータイムの時間も、私たちにとっては必要なんだと思う。
きっと、みんなもそう思ってて……だから、いい演奏になるんだと思う」
「……!!」
「梓も、もう私たちの大切な仲間だよ。一緒に、いい音楽を作ろう?」
「……はい!!」
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