過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/26(日) 14:26:10.06 ID:iNmol0qk0
一同が話していると、一人の少女が現れた。
少女は小〜中学生ぐらいに見えたが、気品にあふれ、高校生に対して物怖じすることなく堂々とした口調で話しかけてきた。

「ごめんあそばせ。あなたが真鍋さんでしょうか?」

「ええ。あなたが協力してくれる能力者の方ね。私が『風紀委員』の真鍋和。
こちらは中野梓ちゃんの友人の、平沢憂、鈴木純よ」

「「よろしくおねがいします」」

ふたりが会釈をすると、少女は一瞬、憂のほうを鋭い目つきで見た。
そして、すぐにもとの表情に戻る。

「よろしくお願いしますわ。では早速参りましょう」

いかにもお嬢様といった態度に、純は露骨に嫌な顔をする。

(うわ、勝手に仕切ってるよ……感じ悪っ。
てか、さっきからずっと憂のこと見てるし……『心理掌握』の友達っていうか、差し金なんじゃないかなこの子。憂の偵察に来たとか……?)



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