過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga sage]
2011/06/26(日) 15:06:53.64 ID:iNmol0qk0
「うわ、すご……何今の。くらってたらヤバかったよ」
純は澪の能力の威力に驚くが、和は冷静に電話を続け、応援の要請を終了する。
「……じきに風紀委員が来るわ。警備員もね。
おとなしく投降しなさい。今、わかったでしょう? レベル5の力を」
「そんな……そんなはずない! もう一度だ!!」
「ダメよ、澪ちゃん、やめて!」
衝撃波を打ち消されたことが信じられない澪は、紬の制止も聞かず、再び衝撃波を放とうとする。
しかし、澪の足元で突然爆発のようなものが起こり、砂煙が澪に降りかかる。
「うわあっ!?」
何が起きたのか理解した澪の顔が青ざめる。澪にはできない、衝撃波の威力や範囲の調整。
それを憂はいとも簡単に成し遂げ、空気砲のような小型の衝撃波を澪の足元に向けて放ったのだった。
「うそ、だろ……」
自信を喪失した澪が膝から崩れ落ちる。
もはや打つ手のなくなった律も、言葉を失い立ち尽くしていた。
唯は先ほどから呆然と突っ立っているだけで、まったく戦意が感じられない。
梓は恐怖でガタガタと震え、右手に装備された『超電磁砲』を構えることすらできない。
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