過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/26(日) 10:36:11.54 ID:iNmol0qk0
「ようお嬢ちゃん、あんま調子こいてると痛い目みんぞ?」

先頭にいたスキルアウトが律へと近づくが、律は余裕の表情を崩さない。

「はいはい、強がりはいいからさっさとかかってきなって」

「……あんだと? へっ、じゃぁお望み通りぶちのめしてやんよぉぉぉ!!」

男が殴りかかる。しかし律は肘で軽々と男の拳を受け止めた。

「……あん?」

男があっけにとられている間に、律は男の腕を軽くポンと叩く。
それだけで、男の腕はありえない方向に折れ曲がった。

「があぁぁぁぁぁ!!」

さらに律は間髪入れずにうずくまる男を蹴り上げる。

「ぐぼぉっ!」

助走もつけずに適当に蹴っただけにもかかわらず、男の体は数メートルの高さまで跳ね上げられた。
そして、足元にあった小石を拾って空中の男にめがけて投げつける。
律の手元を離れた瞬間、石は銃弾のごとく加速し、男の脳天を貫いた。

もはや悲鳴を発することもない男の亡骸が、ドサッと音を立ててスキルアウトたちの前に落下する。

「はい、いっちょあがり〜!」

リーダー格を除く下っ端たちの顔は驚愕と恐怖で引きつっていた。


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