過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/26(日) 09:39:26.45 ID:iNmol0qk0
一方、この不思議な能力は「身体検査」ではエラーとなり、正しく測定できなかった。
精密な測定のため、放課後に研究所に通う日々が続く。しかし、いかなる測定法をもってしてもその本質をつかむことはできなかった。

「はい唯ちゃん、お疲れ様。今日は終わりだよ」

と、研究者の男性が優しく告げる。

「はーい、さようなら!」

バタン、と扉が閉じるのを確認すると、研究者の優しい笑顔が消え、同僚の男に粗暴な口調で話しかける。

「おい、どうするあのガキ。このままじゃいつまでたっても能力を解明できねえぞ」

「おそらく原石だろうね。もっと突っ込んだ人体実験でもしないかぎり、今のぬるっちい実験じゃわかりっこないさ」

「だがどうする? 『置き去り』とはいえ、一応まともな施設に入ってんだ。障害が残ったりしたら問題になるぞ」

「……仕方ないな、強行手段に出るか」



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