過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/26(日) 10:49:18.56 ID:iNmol0qk0




第二のアジトは閑散とした工場地帯の中の廃工場だった。
入口の大きな扉は開けっ放しになっており、中には数十名にも及ぶスキルアウトの集団が見える。

「おお〜、たくさんいるねぇ〜」

「『電話の女』からのメールによると、この学区で最大のグループの幹部の集会らしいぜ〜。スキルアウトのくせに、能力者も十人ぐらいいるとか」

「それは厄介ね……あんなにたくさん、いっぺんに相手できるかしら」

「私に任せてくれ」

澪が前に出る。

「いよっ、澪ちゅわん! こりゃ澪のためにあるような仕事だな」

「あぁ、すぐに終わらせてくるよ」

澪は工場に向けて歩き出す。一人で向かった澪を唯と紬が心配するが、律は澪の勝利を確信しているようで、

「ほら、あたしらは安全なところへ離れるぞ」

と、二人を連れて工場から離れ、遠くから見物することにした。


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