過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/26(日) 12:28:18.58 ID:iNmol0qk0
#3 デビュー!

それからというもの、唯たちの仕事は順調そのものであった。
互いの能力だけでなく、素性まで深く理解しあった仲良し四人組のコンビネーションは絶妙であり、
武装集団だろうが能力者だろうが、向かうところ敵なしだ。

今日のお相手は、能力者を含むとある反政府武装組織。
組織の縄張りである薄暗い裏路地で、数十名の男たちと律が対峙していた。
律の5メートルほど後方には唯と紬も待機している。

「……っちゅ〜わけで、あんたら始末するわ。悪く思うなよ」

律が宣戦布告し、開戦の火蓋が切って落とされる。

「たった三人で俺たちに勝てると思っているのか? 死ね!」

先頭に立っていた数名が律に向けて発砲を始める。

「へへっ、当たんねーし!」

律は素早い動きで銃弾を避け、発砲している者を一人、また一人と確実に仕留めていく。
何発かは命中しているようだが、「痛っ」という声が時折聞こえてくる程度でほぼ効果はない。

「ちっ、バケモノかこいつ……ならこれを食らえ!」

後方にいた男がバズーカのようなものを発射する。
律はすぐさま後退し、唯の後ろへ隠れた。

「唯、頼んだ!」

「了解です! ギー太バリア〜!」

バズーカの弾がバリアーに衝突し、大爆発を起こす。
しかし、バリアーにヒビが入った程度で、唯たちはまったくの無傷であった。



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