81: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2011/12/12(月) 03:23:43.54 ID:GnbAlvi9o
学校も終わり、まだ少し肌寒い通学路を通り家に着くと
いつもは元気に私を迎えに来てくれるはずの彼が部屋で静かに座っていました。
「ドラえもん?」
私は不審に思い、彼に呼びかけてみましたが反応はありません。
「ねえドラえもんったら、返事してよ!」
少し声を荒げてみても動く様子はありません。
痺れを切らし、私は彼の体を揺さぶってみました。
すると与えられた衝撃に抗うこともなく、彼の体は静かに倒れました。
そこで漸く私も気づきました。
彼は止まってしまっているのだと。
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